2022年の5月に、AWSクラウドプラクティショナーを受験し無事に合格したので、その経験について記していこうと思います。
AWSクラウドプラクティショナーとは?
AWSクラウドプラクティショナーとは、AWSの資格の中で一番基本的な知識が問われる試験です。
ネットで色々と調べると、AWSクラウドプラクティショナーを取得しても意味が無いという意見も見られますが、ひとまずAWSがどういったものか分かっていますよ!ということを証明する一番手っ取り早い方法なのでは無いかと思います。
AWSの他の資格を取得するための土台となる知識が問われるため、AWSソリューションアーキテクトの資格に挑戦する前に、知識の確認のためにも受験してみるのは良いのでないでしょうか。
私が実際にこの資格を取得した感覚としては、周囲の反応が「AWSを使える人」に変化したので、取得して良かったと思います。
勉強方法
私がAWSクラウドプラクティショナーを取得するために使用した学習ツールは(ほぼ)一つだけです。
それは、公式が提供してくれている動画学習サイトです。
AWSの「skillbuilder」という動画学習サイトに「AWS Cloud Practitioner Essentials (Japanese) 日本語実写版」というものがあり、無料で提供されています。
私は、この学習動画を全て2回視聴しました。
英語の動画が多い中、日本語で日本人が説明してくれており、AWSのサービスの仕組みをカフェに例えて教えてくれるので、とても分かりすく作成されています。
動画の最後には、試験問題も用意されているので、動画の内容を復習しつつ試験の感覚も掴むことができます。
私の感覚だと、この動画と試験問題を完璧に記憶すれば、実際の試験で7~8割は取れると思います。
試験で高得点を取るには
ただ、「AWS Cloud Practitioner Essentials (Japanese) 日本語実写版」だけだと、正直満点を取得するのは難しいというのが、実際に受験したみた感想です。
例えば、「EC2」「VPC」「S3」「RDS」などの基本的なサービスだけでなく、AWSには「AWS Amplify」「Amazon Connect」「Amazon Lightsail」など数えきれないほど多様なサービスがありますので、そういったサービスについて詳しくは無くても、どういったことが実現できるサービスであるかくらいは知識として持っておく必要があります。もちろん「EC2」「VPC」「S3」「RDS」などの基本的なサービスについてはある程度詳しく知っておく必要があります。「VPC」のエンドポイントはどういったものか、「タグ」とはどういった機能であるか、などの知識も必要になってきます。
こういった知識を身につけて、高得点を狙いたい人は、Udemyの講座で勉強すると良いと思います。
私はあまり時間が無く、この講座を半分くらいしか勉強できないまま受験したのですが、受験しながら「この講座で見た気がするけど覚えていない・・・」という悔しい思いをした記憶があります。
時間に余裕がある方は、2周くらい勉強すれば確実だと思います。
合格後
合格後は、自分の「AWS 認定アカウント」にログインすると、証明書などを取得することができます。また、「AWS 認定アカウント」の「特典」タブを開くと、合格後の特典を確認することができます。
「50% Discount on your next Exam」という特典が付与されていたので、次回の試験は半額で受験できます。
他にも「AWS Certified Cloud Practitioner: Store Benefit (CLF)」等の特典が付与されていましたが、これが何なのかまだ分かっていません。今のところこれらの付与された特典を活用できていないので、今後調べていきたいと思います。
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